マクロファージがつくる不飽和脂肪酸が、炎症を収めるのに重要であることを発見 ―炎症の慢性化を抑え生活習慣病を防ぐ、新しい治療標的の可能性―
2016/12/30
東京医科歯科大学難治疾患研究所 細胞分子医学分野(テニュアトラック研究室)の大石由美子テニュアトラック准教授の研究グループは、カリフォルニア大学サンディエゴ校のChristopher K. Glass教授、Nathanael J. Spann博士、筑波大学の島野仁教授、松坂賢准教授、千葉大学の真鍋一郎教授、ソーク研究所のAlan Saghatelian教授との共同研究で、マクロファージがつくる抗炎症性不飽和脂肪酸が、炎症応答をうまく収める(収束する)ために重要であることを明らかにしました。
図 マクロファージの炎症応答と細胞内の脂肪酸代謝は連携して制御される
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