イモリは再生因子を赤血球で運んでいる!? ~血液の概念を変える新発見~

筑波大学生命環境系 千葉親文教授、中谷敬教授(当時)、八畑謙介講師、丸尾文昭助教、櫻井啓輔助教、同 生命環境科学研究科生物科学専攻 Roman M. Casco-Robles院生(D3、MEXT研究留学生)、宇都宮大学大学院工学研究科 外山史准教授、山形大学学術研究院 渡邉明彦教授、熊本大学大学院先端科学研究部(理学系) 江頭恒准教授、名古屋大学アイソトープ総合センター 竹島一仁准教授(当時)、北里大学医療衛生学部 小畑秀一准教授、立教大学理学部 木下勉教授、玉川大学農学部 有泉高史教授、日本獣医生命科学大学獣医学部 中田友明講師らの研究グループ(イモリネットワークNNNプロジェクトグループ)は、アカハライモリの遺伝子(mRNA)情報を網羅する新たなデータベースを独自に開発し、公開しました。

 

図 赤血球が分泌因子を運ぶ.
A.BMP2を含む赤血球.上は蛍光像、下は明視野像.赤:Newtic1、緑:BMP2、青:核.
B, C.赤血球が因子を運ぶことを示す模式図