筑波大学 生命環境系 有泉亨准教授、篠崎良仁研究員、江面健太郎研究員、江面浩教授らの研究グループは、受粉がなくても果実が肥大する単為結果性を誘導する新しい遺伝子変異を同定し、その遺伝子変異によってトマトは暑い時期でも果実が実り、収量性を維持できることを証明しました。本研究で同定した遺伝子変異を活用することで、暑さに強いトマトの品種開発が進むことが期待されます。
図 夏季の温室で栽培されたトマト果実収量
一定の栽培期間で野生株と変異体の代表的な各1個体から収穫されたすべての果実の写真。スケールバーは 1cm。