食事とスポーツを通じた大学を中心とした持続的な地域社会づくり

代表者 : 深澤 浩洋  

私たちつくばアスリートレストラン(TAR)は、大学を中心とした持続的な地域社会の発展と大学スポーツの推進を目指しています。「大学スポーツ」と「食」を軸として、大学と地域が相互に応援でき、多世代間交流が促進され、持続的に発展していく地域社会のモデルづくりに取り組んでいます。
子育てを終えた主婦の方や農家の方々には、大学生アスリートにアスリート向けの食事を提供するといったサポートをお願いすることで、アスリートの応援・交流を通じた充実感を得ていただき、大学生アスリートは競技で活躍をすることによって地域を盛り上げるとともに、必要な時に地域のお手伝いをするなどを考えています。地方から来た大学生にとって地域の人々が第二の家族のような存在となることで、つくばが第二の故郷となることを期待しています。そうして、大学スポーツをより地域社会と繋げて、持続的な地域間・世代間交流のできる地域づくりに貢献します。
現在、T-PIRCなどの研究機関や大学部活動などの団体や地域の主婦の方との連携を行いながら、十数回以上食事会を開催しました。そこで、調理面などで協力してくださった主婦の方と学生との交流もあり、地域づくりの可能性が見られました。今後は、地域社会の発展にくわえて、フードロス問題と学生アスリートの金銭的な問題を掛け合わせて解決する活動や、女性が輝ける場を創出するなどのジェンダー平等の実現も目指します。