代表者 : 江面 浩
【新技術の概要】
高温条件下での種子を有する果実の形成能が高い耐暑性トマト植物が提供される。本発明は、野生型と比較して高温条件下の花粉生存率及び種子を有する果実の形成能を向上させる遺伝的変異を、トマト植物に導入することを含む、耐暑性トマト植物の作出方法及び当該変異を導入した耐暑性トマト植物に関する。
【従来技術・競合技術との比較】
従来の植物への耐暑性付与方法は、経済性、環境負荷、及び/又は作業性に関して課題がある。そのため、高温期においても着果安定性が確保される耐暑性品種の育種は急務である。さらに、耐暑性品種の育種親としては高温条件下でも種子を有する正常な果実を効率よく形成できる品種が必要とされる。
【新技術の特徴】
・マイクロトムの変異誘発集団より選抜した耐暑性を示すトマト変異体である。
・通常の栽培トマトと交雑が可能であり、交雑により耐暑性の導入が可能である。
・高温環境下でも安定して着果できる。
・通常の栽培トマトと交雑が可能であり、交雑により耐暑性の導入が可能である。
・高温環境下でも安定して着果できる。
【想定される用途】
・耐暑性トマト品種の育種素材。
【関連情報】
・外国出願特許あり