非舗装路面を含む電子連結車両の走行・乗り心地支援

代表者 : 矢野 博明  

【新技術の概要】

複数の電動車両を電子的に連結する電子連結車両において、後続車両までの距離、台数変化に応じた力覚フィードバック技術、および後続車両に対する路面への物質散布・無効化による経路情報等の有効期限付き情報提示技術

【従来技術・競合技術との比較】

車両群状況提示はモニタが用いられているが、力覚提示装置は視線は動かさずに状況把握可能。経路提示は電磁誘導線やGPSなどが用いられ、敷設・維持費用が必要であったり、電波が届かない場所で使えない。当技術は物質を都度配置するため制約なく情報伝達可能で、無効化技術と合わせて同じ場所に時間差で複数の経路提示可能。

【新技術の特徴】

・後続車両の状況を力覚によって提示するHMI
・経路情報を路面に提示することで後続車両に伝達する技術
・路面提示情報を無効化する技術

【想定される用途】

・農道などの非舗装路面も含めた経路における人や物資などの運搬システム
・車に限らず人などへの路面を使った情報提示
・力覚による運転支援