聞こえる地図(ピンポイント再生立体音響ナビゲーション装置)

代表者 : 善甫 啓一  

【新技術の概要】

晴眼者は、地図を「見て」・「読んで」理解するが、本技術では地図に記載されている情報を「聞いて」理解する事を可能とする。これにより、公共交通機関の乗り換え時などに視覚障害者や外国人旅行者の直感的なナビゲーションが実現される。また,音によるディスプレイにもかかわらず、周辺への騒音も抑えた提示を可能とする。

【従来技術・競合技術との比較】

本技術は要素技術の組合せによるものであるが、スイートスポットへの誘導を音にて図り、その上で周辺の情報を立体音響にて提示する点が従来の技術と区分できる要件である。また、実際にスピーカーが配置されている位置と、得られる定位感とが異なる点も区分できる要件である。

【新技術の特徴】

・ピンポイント立体音響再生
・音像のAR
・被支援者状態の音フィードバック

【想定される用途】

・公共空間における情報保証
・個人化されたメディア視聴
・知能化された空間における障害支援