代表者 : 小山 慎一
Keyword
感覚過敏、感性、心理学・脳科学、デザイン、消費者行動
研究テーマ
- 実験心理学・脳科学的アプローチによるデザインの研究
- 模様に対して感じる快不快の研究
- 消費者の情報探索を促進するためのデザイン
研究ハイライト
筑波大学芸術系プロダクトデザイン領域小山研究室は2017年4月に開設されました。実験心理学的な手法や脳科学的な手法を用いて,デザイン・感性・消費者行動に関するさまざまな問題に取り組んでいます。今あるデザインの良し悪しを評価するだけでなく,現在のデザインの隠れた問題点を発見・解決し,未来の新しいデザインを創り出すことをミッションにしています。現在の主な研究テーマは模様の快不快に関する研究、感覚過敏に関する研究、および消費者行動に関する研究です。感覚過敏に関する研究では、図のように、基礎研究・応用研究の研究者と幅広く連携しながら、敏感な人とそうでない人が互いに理解しあい、能力を発揮できる社会の実現を目指しています。
研究の応用・展望
- 実験心理学・脳科学的手法を用いてデザインを評価し、使いやすくて快適なデザインを提案します
- 消費者行動を詳しく分析し、潜在的なニーズやデザインの問題を可視化します
- 敏感な人とそうでない人が互いに理解しあい、能力を発揮できる社会を作るための研究を推進します
文献・知財・作品
- 小山慎一(2019年).「使いやすいデザインをめざして──アフォーダンス(pp.54-55)」「機能的なものは美しい──機能美(pp.56-57)」「パッケージング 視線からみえてくる食品パッケージのデザイン(pp.154-155)」.三浦佳世・河原純一郎(編)美しさと魅力の心理.ミネルヴァ書房.
- 海保博之(編・監修)・日比野治雄(編)・小山慎一(編)(2013年).デザインと色彩の心理学.朝倉書店.
- 小山慎一 (2015年).「心理学的アプローチによる視覚性ストレス軽減の試み―患者さんとの出会いからデザインへの応用まで(pp. 45-57)」. 熊田孝恒 (編), 商品開発のための心理学. 勁草書房.
- 小山慎一 (2012年). 「色彩の認知(pp. p31-45)」.岩田誠・河村満 (編) 脳とアート―感覚と表現の脳科学 .医学書院.
https://www.geijutsu.tsukuba.ac.jp/koyamalab/
40420913
https://orcid.org/0000-0001-6280-5750
芸術系 Faculty of Art and Design
Collaborators: