デザイン活動における創造性発現に関する感性科学研究| 山中敏正 | 筑波大学研究者カタログ

代表者 : 山中 敏正    中核研究者 : 益子 宗  

Keyword

創造力、目利き力、デザイン、購買行動の支援、Kid’s Design

研究テーマ

  • デザイン活動における創造性発現に関する感性科学研究

研究ハイライト

創造力は鍛えられるのか.創造力の源にあるいくつかの心の要素のなかでもっとも定義の難しいものは感性であり,その働きの結果やその源にある経験などの構造を知り,社会に還元するためのシステムとしてのデザインの高度化に貢献していく.

研究課題は、目利き力の特徴,物体安定感の専門性による違い,デザインによる経験がもたらす行動変容,共感力を測る方法論,Evoked Methaphor,視覚情報による味覚の変容,購買行動の高度化のための情報提示,キッズデザインの推進など,多岐にわたる.これらの研究と民間企業におけるデザイン・特許・システム開発・市場分析などの経験を通じて,デザイナーが創造性を発揮するために必要な知識の獲得方法,評価方法,表現方法を高度化するための研究を推進している.

研究の応用・展望

  • 良いデザインには未知の素晴らしい課題の発見が必須.そのためには高度な創造力が不可欠で,そのメカニズムである感性の働きを知ることが重要である.

文献・知財・作品

  • Food Communication and its Related Sentiment in Local and Organic Food Videos on YouTube, JMIR, 2020, 10.1007/978-981-15-7801-4_5
  • ビデオ学習におけるセグメンテーション効果のための巻き戻しインタフェースの要因分析, デザイン学研究, 2019, 10.11247/jssdj.66.2_9
  • ヒカリツミキ, デザイン学研究作品集, 2017, 10.11247/adrjssd.22.1_1_40
  • 感性情報と連動した電子商取引における商品情報提供方法および記録媒体, 特許第3625782号
  • PENTAX PocketシリーズプリンタPocket Jet, Pocket Book, Pocket Book+, Pocket Writer, デザイン学研究作品集, 1997, 10.11247/adrjssd.2.1_32

http://www.geijutsu.tsukuba.ac.jp/~tyam/

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芸術系

Faculty of Art and Design

Collaborators:益子 宗(芸術系)