Keyword
ビジュアルデザイン、サイエンスビジュアリゼーション
研究テーマ
- 研究者のためのビジュアルコミュニケーションデザイン
- サイエンスビジュアリゼーション
研究ハイライト
視覚的な情報伝達はa)直感的な理解、b)即時性、c)強烈な記憶形成、等の優れた特徴を持ち、言葉による伝達が困難な内容でも容易に伝達できる力があります。そのため視覚的な情報は科学の伝達にかつてから活かされてきました。そして現在、研究発表のビジュアル化が進んでいます。学会発表のためのスライド、ポスター、グラフィカルアブストラクトなど、研究者自身が作成する機会が増えています。さらにアウトリーチ活動の義務化も進んでおり、研究者のビジュアルコミュニケーションデザイン能力が問われています。しかし研究者がビジュアルコミュニケーションデザイン教育を受ける機会はほとんどないため、魅力的で伝わるスライドやポスターをデザインしたいと望んでいるにもかかわらず、実現できないことが多いようです。こうした問題を解決すべく、研究者のビジュアルコミュニケーションデザイン力を育成するための教育ツールを開発しています。
研究の応用・展望
- 研究者のビジュアルコミュニケーションデザイン力を育成するためのルーブリック(評価指標)開発
- 中等・高等教育におけるビジュアコミュニケーションデザイン教育の普及
文献・知財・作品
- 田中佐代子、PowerPointによる理系学生・研究者のためのビジュアルデザイン入門、講談社
- 研究のビジュアルデザイン:研究発表のためのビジュアルデザインが実践的に学べるサイト https://visual-skills.studio.site
- 田中佐代子、研究者のためのIllustrator素材集、化学同人
http://www.geijutsu.tsukuba.ac.jp/~jssv/、https://trios.tsukuba.ac.jp/researcher/0000002061
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美術系
Faculty of Art & Design
Collaborators:小林麻己人(医学医療系)、三輪佳宏(理化学研究所バイオリソース研究センター 遺伝子材料開発室)、有賀雅奈(桜美林大学リベラルアーツ学群)