サッカーワールドカップブラジル大会公式球「ブラズーカ」の秘密を科学的に解明 ~ボールのパネル構成が空力特性や飛翔軌道を左右する~

代表者 : 洪 性賛  淺井 武  

2014/05/29 

筑波大学 スポーツR&Dコア 洪性賛研究員と体育系 浅井武教授の研究グループは、筑波大学スポーツ流体工学実験室において、低速風洞実験装置(San Technologies社製)を用い、現代サッカーボールのパネルの枚数・形状・向きが、ボールの空力特性に与える影響を検討しました。その結果、「ブラズーカ」は「ジャブラニ」より、中速領域での空気抵抗が小さいことが明らかになり、ボールの飛翔軌道も予測可能となりました。

 

図 キックロボット実験装置

浅井武教授