代表者 : 後藤 博正
【今回の内容】 物質の合成では、強い酸性の溶液が必要なことも珍しくありませんが、使わずに済むならそれにこしたことはありません。導電性高分子の一つ、ポリアニリンの合成には、通常、硫酸が使われますが、その代わりに、なんと温泉水が使えるんだとか。火山の多い日本には、酸性の温泉がたくさんあり、これを利用しないのはモッタイナイ!温泉の工業的活用、なかなか画期的なアイデアです。
【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/technology-materials/20230322140000.html
【出演】 数理物質系・後藤博正 准教授、応用理工学学位プログラム・駒場京花 サイエンスコミュニケーター・山科直子
【研究者のウェブサイト】 http://www2.ims.tsukuba.ac.jp/~gotoh_lab/