令和5年度科学技術分野の文部科学大臣表彰「科学技術賞」及び「若手科学者賞」を、本学所属の研究者7名(内2名は他機関に転出)が受賞しました。科学技術分野の文部科学大臣表彰は、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者についてその功績を讃えることにより、科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、我が国の科学技術水準の向上に寄与することを目的として行われているものです。
◆科学技術賞 研究部門
(我が国の科学技術の発展等に寄与する可能性の高い独創的な研究又は発明を行った者が対象)
市川 淳士 数理物質系 教授(推薦時)
(令和5年3月31日付けで本学を退職、 現 相模中央化学研究所 招聘研究員)
「フロン類の有効再利用に向けた脱フッ素物質変換法の研究」
深水 昭吉 生存ダイナミクス研究センター 教授
「血管調節因子による恒常性機能の解明と組織障害に関する研究」
◆科学技術賞 理解増進部門
(青少年をはじめ広く国民の科学技術に関する関心及び理解の増進等に寄与し、又は地域において科学技術に関する知識の普及啓発等に寄与する活動を行った者が対象)
原田 悦子 人間系 教授
安久 絵里子 人間系 研究員
鷹阪 龍太 人間系 研究員
「コミュニティ活動を介した科学技術と人工物利用の理解増進」
◆若手科学者賞
(萌芽的な研究、独創的視点に立った研究等、高度な研究開発能力を示す顕著な研究業績をあげた40歳未満の若手研究者が対象)
落合 陽一 図書館情報メディア系 准教授
「ホログラムと波動制御による実世界指向インタラクション研究」
長谷川 恵美 医学医療系 助教(推薦時)
(令和4年12月31日付けで本学を退職、 現 京都大学大学院薬学研究科 准教授)
「睡眠覚醒制御機構に関する神経回路とその作用機能の研究」