代表者 : 柏木 健一
発展途上国の開発を支援するという開発経済学。その柏木先生はこれまでずっと、実際に北アフリカやヨルダン西岸地区パレスチナに入って、その土地の人たちに自分の手で土地を耕し、自分の手で自分の生活を支え、自分の手で幸せになれることを教え、土地と自分とをを豊かにする支援をしてきた人です。と聞くと勇猛果敢な人を思い浮かべるかもしれませんが、柏木先生は本当に穏やかで優しいはにかみやの先生なんです。
お話を聞くまでわたし、中東のことも北アフリカのことも深いことは何も知らなかった。パレスチナ人がなぜパレスチナ人というのかさえ知らなかった。知らないのでたくさん教えてもらいました。教えてもらって中東の歴史と事実を知れば知るほど目が見えてきて、目が見えてくればくるほどそこに住む人たちの気持ちがわかり、わかればわかるほど先生の思いがわかり、涙ぐんでしまいました。
そのわたしに、最後に先生は優しい一撃をくださったんです。
人社チャンネルで泣いたのは初。
この世でいちばん優しい戦争は、あらゆる戦争を終わらせる戦争なのです。
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