松枝未遠助教に対し、世界気象機関(WMO)から感謝状が贈られました。感謝状はWMOが行ってきた国際研究プロジェクトTHORPEXへの著しい貢献があった人物に贈られ、TIGGEデータを利用したアンサンブル予報や予測可能性に関する論文を多数発表してきたこと、TIGGE Museumの公開によりTIGGEデータの利用促進を行ってきたことが評価されました。
特に、TIGGE Museumで公開されている顕著現象発生予測プロダクトは、英国気象局に導入され、今後はTHORPEXの枠組みを超えて、主に発展途上国の天気予報支援などに利用されます。
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関連情報
THORPEX(THe Observing System Research and Predictability EXperiment )
公式サイト http://www.wmo.int/pages/prog/arep/wwrp/new/thorpex_new.html
TIGGE(THORPEX Interactive Grand Global Ensemble): THORPEXの下に3つあるプロジェクトの1つ。
公式サイト http://tigge.ecmwf.int/
TIGGE Museum
公式サイト http://gpvjma.ccs.hpcc.jp/TIGGE/
京都大学防災研究所災害気候研究分野|榎本准教授に世界気象機関から感謝状
http://www.dpac.dpri.kyoto-u.ac.jp/2014/12/10/certificate_of_appreciation_thorpex.html
THORPEXと感謝状について、より詳しい内容が書かれています(貢献内容は松枝助教と異なります)。
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