「ナイスステップな研究者」に宮川創准教授が選ばれました

人文社会系宮川創准教授は、科学技術への顕著な貢献2024(ナイスステップな研究者)として選定されました。

選定内容:

宮川創
筑波大学 人文社会系 准教授 (西アジア文明研究センター専任)
国立国語研究所 研究系 客員准教授

研究テーマ:
最新テクノロジーを駆使したエジプト学およびアジア・アフリカの消滅危機にある言語の研究

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、科学技術イノベーションの様々な分野において活躍され、日本に元気を与えてくれる方々を「ナイスステップな研究者」として選定しています。平成17年より選定を始め、過去にナイスステップな研究者に選定された方の中には、その後ノーベル賞を受賞された山中 伸弥 教授や天野 浩 教授も含まれています。
令和6年の選定においては、専門家ネットワーク(約1,700人)への調査で得た情報等により、最近の活躍が注目される研究者を特定し、研究実績に加えて、自然科学と人文学・社会科学との融合等の新興・融合領域を含めた最先端・画期的な研究内容、産学連携・イノベーション、国際的な研究活動の展開等の観点から、所内審査会の議論を経て最終的に10名を選定しました。
今年の「ナイスステップな研究者2024」には、今後活躍が期待される若手研究者を中心に、物理学、生物学、コンピュータ科学、言語学など多岐にわたる分野における、様々な社会的課題に関わる研究のほか、研究活動のみならず様々な形で国内外へ広く成果を還元されている方を選定しています。

ナイスステップな研究者選定について:https://www.nistep.go.jp/archives/59810
ナイスステップな研究者一覧:
https://www.nistep.go.jp/wp/wp-content/uploads/nicestep2024_press.pdf

写真:宮川創准教授