代表者 : 西尾 真由子
西尾 真由子システム情報系 准教授
データ科学と共鳴する構造工学
私たちの社会を支える大きな構造物、橋梁や建物に振動センサを取り付けて共振/固有振動という現象を計測してみると、コンピュータでのシミュレーション結果と整合することに感動した経験が研究のもとになっています。大学に入ると学ぶ線形代数で普段何気なく通っている橋の特性を知ることができ、綺麗な数学と実世界がつながった気がしました。しかし計測とシミュレーションが整合するといっても、ぴったり重なるわけではなく、その原因を考えると例えば自然環境の影響など実世界のモノや現象にさまざまな不確実性があるためです。不確実性を上手く扱って安全で格好いい社会基盤構造物を実現するために、先端的なセンサや機械学習を使って実現象を上手く表すシミュレーションをつくるデータ同化という手法の研究に取り組んでいます。