代表者 : 西村 優里
西村 優里数理物質系 助教
ナノテクノロジーで探る銀河の歴史
望遠鏡が好きです。広大な宇宙を観測する望遠鏡の内部で、天体から届く光を受け止めるのは、ナノテクノロジーを駆使して作った、手のひらに収まるほど小さな超伝導検出器です。観測対象としては銀河に興味があり、新しい星を作ったり、ブラックホールを成長させたりする材料となるガスの化学組成を調べています。このガスにはさまざまな分子が含まれており、それぞれの分子が銀河の「どこに」「どれだけ」存在するのか調べることで、銀河がどのように形を変えてきたのか、その歴史をひもとく手がかりが得られます。望遠鏡という装置を通じて、幅広いスケールを横断しながら多様な学術分野が交差することに魅力を感じ、日々の研究に取り組んでいます。