代表者 : 重田 育照
筑波大学 計算科学研究センター 佐藤 竜馬 研究員(現 理化学研究所基礎科学特別研究員)、鬼頭-西岡 宏任 さきがけ専任研究員、重田 育照 教授らは、産業技術総合研究所、静岡大学と共同で、結晶中における三重項—三重項消滅過程注と三重項エネルギー移動の競合が、9,10ジフェニルアントラセン(DPA)とその誘導体の光エネルギー変換効率の差に寄与していることを、数値シミュレーションにより明らかにしました。特に、三重項エネルギー移動方向の次元性の違いがそのメカニズムの鍵になっていることを究明しました。