歩車共有空間における高リスク移動体の検出とリスク評価

代表者 : 伊藤 誠  

【新技術の概要】

歩行者や車両などが空間を共有する歩車共有空間において、潜在的に高リスクな移動体を検出する技術、ならびにリスクの定量的評価を仮想空間内で行う技術です。

【従来技術・競合技術との比較】

従来の技術では、歩行者を拘束して安全を確保した状態でしか人と車両とのインタラクションの分析ができなかったが、本手法では歩行者が自由に移動できる環境下でリスク評価をできる点が革新的である。

【新技術の特徴】

・通信の確立の有無を通じて潜在的な高リスク移動体を検出できる
・移動体の位置・速度情報から、特にリスクの高い移動体を検出できる
・仮想空間内で自由に移動できる条件下でリスクの評価が行える

【想定される用途】

・歩車共有空間において、自動車の運転者に対して高リスク歩行者の存在を伝える
・歩車共有空間において、歩行者に対してリスク情報を伝える
・仮想環境において自動運転車両の安全性評価を行う

【関連情報】

・デモあり