実データ解析で使える数学を目指して | 平田 祥人 | 筑波大学研究者カタログ

代表者 : 平田 祥人  

Keyword

非線形時系列解析、リカレンスプロット、染色体3次元構造再構成

研究テーマ

  • 実データ解析で使える数学を目指して
  • Looking for maths that matters in data analysis

研究ハイライト

応用上のニーズを汲み取った時系列解析手法を構築しています。近年、特に、リカレンスプロットが重要なテーマになってきています。リカレンスプロットは、元々時系列データを視覚化するための平面図です。逆変換が構築できるため、ゆっくりとした外力を再構成したり、染色体の3次元構造を復元できたりします。また、リカレンスプロットを用いて、決定論的な対象と確率論的な対象を分けるような検定を構築できます。

研究の応用・展望

  • 各分野の応用上のニーズを汲み取った非線形時系列解析手法を構築していきます。
  • 染色体3次元構造再構成を利用して新しい生物学を作っていきます。

文献・知財・作品

  • Y. Hirata, “Recurrence plots for characterizing random dynamical systems,” Communications in Nonlinear Science and Numerical Simulation 94, 105552 (2021).
  • W.-W. Chen, N. Takahashi, Y. Hirata, J. Ronald, S. J. Davis, D. A. Numinous, S. A. Kay, and P. Mas, “A mobile ELF4 delivers circadian temperature information from shoots and roots,” Nature Plants 6, 416-426 (2020).
  • Y. Hirata, A. Oda, K. Ohta, and K. Aihara, “Three-dimensional reconstruction of single-cell chromosome structure using recurrence plots,” Scientific Reports 6, 34982 (2016).

https://sites.google.com/view/yoshitohirata/home

40512017

システム情報系

Faculty of Engineering, Information and Systems