令和6年度公益財団法人教科書研究センター大学院生の教科書研究論文助成 入選 人間総合科学学術院  村田 みのり

代表者 : 名畑目 真吾  

受賞日:2024年10月23日
村田 みのり さん(人間総合科学学術院 人間総合科学研究群(博士前期課程)教育学学位プログラム 1年次、指導教員:人間系 名畑目 真吾 助教)が、2024年 (令和6年) 10月23日、令和6年度公益財団法人教科書研究センター大学院生の教科書研究論文助成に入選しました。

この助成制度では、日本の教科書・副読本・教師用指導書・デジタル教材の質的向上と充実に向けた教科書等に関する調査研究に対して、教科書研究センターより助成金が交付されます。令和6年度は全国で計25件の応募があり、内10件の研究が採択されました。

今回対象となったのは、「小学校外国語科の学習者用デジタル教科書に関する研究―機能分類と授業での使用実態を中心に―」と題した研究です。小学校では、令和6年度から他教科に先駆けて外国語科の学習者用デジタル教科書が本格的に導入されたばかりです。本研究はこの学習者用デジタル教科書について、様々な機能が具体的にどのような学びにつながり得るのかや、実際の授業実践においてどの程度使用されているのかを明らかにしようとしたものです。近年注目されている学習者用デジタル教科書の活用や開発に資する研究であることが評価され、入選となりました。

本研究の成果は、2026年2月刊行の公益財団法人教科書研究センター『論文集』に掲載される予定です。