代表者 : 名畑目 真吾
名畑目 真吾人間系 助教
視線で解き明かす「人間らしい読み」のプロセス
私たちが文章を読む際、その背後では非常に複雑な認知過程が働いています。このような読解のプロセスを検証する有用な手法の1つが、読んでいる最中の目の動きを追う「視線計測」です。
私はこの手法を活用し、日本語母語話者が英語を読む際に、どのように文章を処理・理解しているのかを研究しています。このような研究は、英文読解の指導や教材設計に役立つ知見を得ることにもつながります。
また、研究の更なる発展を目指し、母語としての日本語及び英語による読解も対象に含めて視線計測データを収集し、それらをコーパスとして整備・公開する取り組みを進めています。
さらに、近年では大規模言語モデルやAIも文章を分析できるようになっていますが、こうした技術と収集した視線計測データの関係を探ることで、より「人間らしい読み」とは何かを解き明かすことに挑戦していきます。